ロマンシング サガ リ・ユニバース

今さらだけど、ゲームそのものについても書いとかなきゃいけないかなぁと思い筆を取ります。
もしかしたら万が一、何かの手違いで魔に刺された結果人生の路頭に迷いコペルニクス的転回のもとにやむにやまれずその時不思議なことが起こってこのブログを読んだ人がロマサガRSを始めてしまうかもしれません。
よって、一人のゲームを愛する者として、そもそもどんなゲームなのかを語るべきではないかと意を決したわけであります。七記事目って事で七英雄として丁度良いかなぁと(謎)。　
と言う訳でこのゲームの個人的意見を書き列ねます。

そんな訳で
ロマンシング サガ　リ・ユニバース
です。　　

STORY

ロマンシング サガ3の300年後が舞台

かつて8人の英雄が救った世界。

舞台は300年後の要塞都市バンガードから
始まる、オリジナルストーリー。

英雄たちから消えた「サラ」の記憶とは。

今、再び冒険が始まる。

公式サイトより。

プレイヤーはポルカ・リンウッドという塔士となって嘗ての英雄達を発掘、もとい転生させて共に魔物や塔(グレイブ)と呼ばれる世界の謎に立ち向かいつつ、拐われた妹を助けると言うものです。

ゲームはRPGで、あらゆるサガシリーズを網羅したオールスター系のゲームです。中でもロマンシング・サガ３の雰囲気に近くなるようドットの調整がされており、サガフロ、アンサガ、ミンサガなどドットじゃない作品のキャラもドットビジュアルが用意されており、スーパーファミコン世代に一番刺さる仕様になっています。(ゲームボーイシリーズのみ未実装だが塔士という単語は出てくる。)
所謂懐古系のゲームで最近流行りのタイプなのですが、ゲーム音楽なども当時そのままの16bit音声だったりとファン感涙の出来です。オリジナル曲も伊藤賢治氏の書き起こした良曲が多く雰囲気が良く出ています。
映像面でも当時の完全コピーではなく、新規エフェクトも盛り込みSEと相まって本当にロマサガを楽しめます。
なのでロマサガ２、３が特に好きな人はその点が本当に楽しめるゲームになっています。

戦闘はかなり難易度が高く、繰り返しステージを周り味方をしっかり鍛えないとクリアできない昔のドラクエ的仕様で、やり込む時間のある人程強くなれます。必ずキャラが揃っていないとクリアできない、と言うことはないので頑張ればかなり幅のあるキャラ層を活用してクリアが可能です。
技・術共に従来のロマサガらしく閃いて覚えるのですが、覚える技が固定されていること、全キャラ技・術ポイントがBPとして統一されているなど、独自のゲーム性もあって考えてキャラを鍛えるのが楽しいゲームになっています。

ゲームの個人的不満点がちょっとだけありまして、
1、例によってガチャ率が渋い
2、防具などの種類がない、弱い
3、ロマサガ3準拠なのに見切りが存在しない
4、ロード時間が長い。
5、入手できるオーラム(金)が少なく、入手手段が限られているのに高額を要求される。
6、モンスターが使い回しが多い。高難易度は特に。
7、実装キャラのチョイスが微妙。
8、シビアなところは再現するが明らかにプレイヤー有利なところは再現しない。
9、そこそこバグが多い
10、主人公の言動が人によっては突っ込みどころ満載
11、データ使用が凄まじく、パケット通信量を圧迫しまくる

いや、1はまあ良くあるんだけど、２、３はロマサガとしてどうなんだ。特にシステム自体に言及が無ければ何も言わないんだけど、メイン８章で見切りの話しちゃってるし。そしてクジンシーが実装されたときに防御不能のソウルスティール出しちゃうからさぁ(*￣◇)=3
見切り無しで確定即死技出さないでほしい。
特に致命的なのが、通信料。
半端じゃなく通信して気付いたらギガまでいってるってのがよくある(´；ω；`)。ロードが長いのはこの通信が問題みたいで戦闘開始、戦闘中のターン毎に通信するもんだからもう……。
主人公についてはまぁ、うん。色んな意見が出るかな。

個人的には兎に角BGMが良いのが一番の売りかなぁと。
やはり昔を懐かしみたい人に一番刺さると思います。
特に時間をかけてやり込みたい！
っていう人にはおすすめですね。
リセマラして強キャラを四、五体引いてから始めるのが楽かなぁと。
もしこの文を読んでやりたくなくなっても責任は持ちません！
興味のある方は一度触って確かめてみてくださ……
確かみてみろ！！